2024.04.01
バウハウス丸栄は、1949 年、店舗設計・施工の会社として創業。
岐阜県に本社を置き、全国9 拠点をもつ企業です。
事業内容は、商業施設や医療・教育・福祉施設、公共施設などの企画・設計・施工・監理。
現在、年間約5,000 件の施設の施工・改装を手掛け、順調に成長を続けておられます。
盤石な経営を続けておられるバウハウス丸栄ですが、あるとき社員のお一人が
「私たちはお客さまにベストなご提案ができているだろうか」と課題意識をもたれ、
自ら社内提案をなさって、社員主導プロジェクトを発足。
社内チーム「B-nice!」を結成されて
約1年がかりのワークショップに取り組み、理念ワードを策定されました。
しかし、策定した理念ワードは全国の社員に浸透するのかという点で懸念があったそうです。
そのようなご相談を受けて、最初に取り組むことになったのが「インナーブランドブック」の制作でした。
私たちクリエイティブチームは課題解決策として次のようなゴールを定めました。
◉言葉の表現について
全社員が「納得できる」「共感できる」言葉になるよう、徹底的に噛み砕く。
◉社内への浸透について
幅広い年代の社員が、理念ワードを自分事として前向きにとらえ
楽みながら理解を深めてもらえるようなブックを目指す。
◉内容について
理念ワードの真意が伝わるように表現する。
こうして仕上がったのが、次のようなブランドブックです。
「理念を実践できている社員」をキャラクターにし、漫画のように楽しく読み進められるものにしました。
「提供価値」という言葉に慣れ親しんでいない社員でも、その意味が理解でき、
社員として、自分は何をしなければならないのかが分かるように表現。
「行動指針」については、道徳的に教え諭すのではなく、日常感覚で捉えることができように、
また、自らの仕事に結びつけて考えられるように解説を加えています。
施工も手掛けるバウハウス丸栄にとって欠かせないのは、協力業者など外部ステークホルダーの方々です。
さらには、新しい仲間になってくれる採用人材とも、志を同じくする必要があります。
そこでコーポレートサイトや採用サイトに理念ワードを盛り込み、社外の方々からも理解・共感を得られるような表現を目指しました。
サイト用に企業ムービーも制作しています。
コーポレートサイト完成後、営業部の方からご相談をいただき、会社案内パンフレットも刷新しました。
表現トーンをコーポレートサイトと揃え、理念ワードも盛り込みながら、バウハウス丸栄の強みが伝わるような誌面にまとめています。
各種ツールの制作プロセスと完了までの期間は、以下の通りです。
約一年にわたり、バウハウス丸栄のプロジェクトチーム「B-nice」の皆さまには、
情報収集やサイトの原案作成など、クリエイティブな面でも積極的にご協力いただきました。
そのおかげで、私たちクリエイティブスタッフも「志を同じくする仲間」として一体感を持ちながら、
ブランディングに取り組むことができました。心より感謝申し上げます。
ブランディングディレクター、アートディレクター | 上田崇史 |
コピーライター | 後藤エミ |
イラストレーター、キャラクターデザイン | 牛木匡憲 |
ブランドコンサルティング | art & SCIENCE Inc. |
アートディレクター | 上田崇史 |
コピーライター | 後藤エミ |
Webデザイン、コーディング | Grow Group |
クリエイティブディレクター | 上田崇史 |
コピーライター | 後藤エミ |
映像制作 | new(ドットニュー)稲葉 天佑, 吉村 幸一, 仙石 健, 河瀬 賢汰 |
出演 | まちこ、バウハウス丸栄の社員の皆さま |
ヘアメイク | 佐藤 晴菜 |
音楽 | 8eragl |
ナレーター | 野名 里 |
アートディレクター | 上田崇史 |
コピーライター | 後藤エミ |
イラストレーター | 竹田嘉文 |
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