2022.01.07
発案のきっかけは、月の半分以上が雨に見舞われた2013年8月の経験でした。
夏休みのテーマパークといえば、全国からお客さまがお越しになる季節です。
遠くは北海道や沖縄から、主に子どもたちを連れたご家族がこの日を楽しみに、たくさん来場されます。
しかし、その夏は、来る日も来る日も雨だったのです。
そこで、当時マーケティング部に所属していた私は
「雨の日に来てよかったと思えるくらいの特別なサービスを」と考え、いくつかの社内提案を行いました。
この意見は、イベント企画担当者をはじめとする社員の皆さまの推進力を得て、翌年6月には実現。
雨の日も楽しんでいただけるハウステンボスへと一歩前進し、これ以降、雨天時の来場者が増えました。
雨が降る時間は、永遠に続くものではなく、限定的なものです。
また、「恵みの雨」という言葉があるくらい、本来、私たち生きものにとってありがたいものでもあります。
コンセプトコピーを書くにあたっては、その価値に光を当てながらパークの新サービスと結びつけて、
幸福感のあるメッセージにしています。
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