2022.01.07
長年赤字が続いていたカフェの経営改善案を社内提案し、プロジェクトリーダーとして推進(ハウステンボス在籍時)。
キャラクターの力を活かし、食品アレルギー対応メニューを揃えることで、リニューアルから4カ月で黒字化できました。
このカフェのシンボルとなっているミッフィーは、
ハウステンボスがオランダの街並みを再現したテーマパークとして開業した
当初から存在する大切なキャラクターでした。
ハウステンボスのミッフィーは、木靴を履いた世界唯一のもの。
これはオランダ在住の原作者ディック・ブルーナ氏によるオリジナルデザインだったのです。
それくらいミッフィーとハウステンボスは強い結びつきをもっていたのですが
残念ながらパーク内にこのキャラクターを活かした飲食店は存在していませんでした。
そこで、この価値を再発掘し、お客さまに楽しんでいただける場所としてミッフィーのカフェを企画。
プロジェクト担当者として、パークスタッフの皆さまに多大なるご協力をいただきながら
コンセプト設計をはじめ、店内デザイン、誘導サイン計画、メニュー開発、webページ制作などを手掛けました。
また、店長として調理やホールサービスを約4カ月半担当。
お客さまと直接コミュニケーションをとり、PL管理を行うことで、経営の実際を知るに至りました。
この経験は現在の私にとって、企業支援を進める際の大切な視点となっています。
小さなお子さまが多く来店されるキャラクターカフェだからこそ
食物アレルギー対策は欠かせないと考えました。
カフェでご提供するメニューのほとんどは
アレルゲン特定原材料等27品目を使っていません(一部、大豆製品を含む)。
ある日、お客さまから
「うちの子どもは重度の食物アレルギーで、外食時はいつも
『あれはダメ』『これもダメ』と言ってばかりでつらかったんです。
でも、今日は『好きなものを自由に選んでいいよ』と笑顔で言えました。
食べる楽しみを満喫したのは初めてです。」
との声を頂戴したときは、カフェを作ってよかったと感じました。
プロジェクトリーダー ・内装デザイン ・サイン計画 ・低アレルゲンメニュー開発 ・コンセプトコピー ・WEBページ制作 ・メニューブック制作 ・店舗運営 | 後藤エミ |
内装デザイン &サイン計画監修 | 櫻田秀美 |
メニュー監修 | 松山文隆(ハウステンボス) |
サービス監修 | 池村みどり 松田太一(ハウステンボス) |
Special Thanks | 森英史(ハウステンボス) |
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